在宅医療ではたらくということ~終末期の現場ではたらくセラピストたち~
2016/06/17
オヤミルで2015年11月から12月にかけて医療法人社団焔(ほむら) 理事長で医師の安井佑先生を講師にお迎えし、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士向けにセミナーを行った。
理学療法士・作業療法士約20名が集まり、また日本作業療法士協会の中村会長も足を運んでくださった。
今回のセミナーの論点は3つ。
1. 在宅医療の現場について
2. PAについて
3. 理学療法士や作業療法士が在宅医療の現場でできることは何か
1.は、安井先生のやまと診療所では主にがんの患者さんが中心だが、
その現状や事例、および在宅医療の概況について、まず先生が語る。
2.は、現在、やまと診療所で取り組まれている医療人材育成プログラムだ。
在宅医療PA(Physician Assistant)は、米国では医師の監督のもと医療行為を行うことができる国家資格。これを参考にやまと診療所では在宅医療PAを「在宅医療の効率化を行い、地域の誰よりも患者の自分らしい生き方を支援できる存在」と定義して独自の教育プログラムを作成している。
本講義は、この在宅医療PAを行うにあたり、セラピストが発揮できる価値はあるのではないか?というものだった。
3.は、在宅医療の現状を知った上で、終末期でセラピストができることは何かについて参加者でディスカッションを行った。
実際にやまと診療所では、PAとして勤務している理学療法士でオヤミルメンバーの武藤さんがいる。理学療法士はもちろんのこと、このディスカッションでは作業療法士の方からたくさんアイデアが出た。
例えば、終末期でも庭の花を見たいという患者さんがいれば、作業療法士のスキルを活かして患者さんの状態に合わせた環境設定ができるのではないか?などだ。
実際にこのセミナーをきっかけに、やまと診療所に見学に行かれた理学療法士の方もいる。
リハビリ職として提供できる価値は何か?と考えた時に、必ずしも技術だけというわけではない。予防~終末期まで、考えられるフェーズや対象は多数ある。技術はもちろん重要だが、それを活かして、「利用者さんや患者さんの何を解決するか」という点を忘れてはならないと思う。
-イベント後は、安井先生や中村会長と懇親会で盛り上がった-
理学療法士・作業療法士約20名が集まり、また日本作業療法士協会の中村会長も足を運んでくださった。
今回のセミナーの論点は3つ。
1. 在宅医療の現場について
2. PAについて
3. 理学療法士や作業療法士が在宅医療の現場でできることは何か
1.は、安井先生のやまと診療所では主にがんの患者さんが中心だが、
その現状や事例、および在宅医療の概況について、まず先生が語る。
2.は、現在、やまと診療所で取り組まれている医療人材育成プログラムだ。
在宅医療PA(Physician Assistant)は、米国では医師の監督のもと医療行為を行うことができる国家資格。これを参考にやまと診療所では在宅医療PAを「在宅医療の効率化を行い、地域の誰よりも患者の自分らしい生き方を支援できる存在」と定義して独自の教育プログラムを作成している。
本講義は、この在宅医療PAを行うにあたり、セラピストが発揮できる価値はあるのではないか?というものだった。
3.は、在宅医療の現状を知った上で、終末期でセラピストができることは何かについて参加者でディスカッションを行った。
実際にやまと診療所では、PAとして勤務している理学療法士でオヤミルメンバーの武藤さんがいる。理学療法士はもちろんのこと、このディスカッションでは作業療法士の方からたくさんアイデアが出た。
例えば、終末期でも庭の花を見たいという患者さんがいれば、作業療法士のスキルを活かして患者さんの状態に合わせた環境設定ができるのではないか?などだ。
実際にこのセミナーをきっかけに、やまと診療所に見学に行かれた理学療法士の方もいる。
リハビリ職として提供できる価値は何か?と考えた時に、必ずしも技術だけというわけではない。予防~終末期まで、考えられるフェーズや対象は多数ある。技術はもちろん重要だが、それを活かして、「利用者さんや患者さんの何を解決するか」という点を忘れてはならないと思う。
-イベント後は、安井先生や中村会長と懇親会で盛り上がった-