認知症のチャレンジング行動にデザインで挑む
2018/02/26
大盛況にて終了した「オヤミル新年会」
オヤミル新年会では毎年参加者に対してプレゼンの場を設けています。
テーマは共通して
【地域のヘルスケア領域における新しい事業・構想・取り組み】
参加できなかった方のためにも、この場でスライドを紹介いたします。
プレゼンターは
吉村和也さん
―タイトル―
認知症のチャレンジング行動にデザインで挑む
―概要―
『認知症だからBPSDは仕方がない。』
本当にそうだろうか?近年、認知症に伴う行動心理症状は、当事者(病気)の問題というBPSDの考え方から、当事者と関わる我々1人1人や社会にとっての課題、つまり“チャレンジング行動”であるとういう考え方に変化してきている。
認知症の方の五感と認知機能に基づく適切な環境整備を行うことで、重度認知症でも穏やかに過ごすことが可能であることが、多くの研究成果から明らかになってきた。ポイントは色の使い方、空間の作り方、そしてケアの手法である。
本発表では、こうした理論に基づき仕組み化されたイギリス式の認知症にやさしいデザインや空間づくりのメソッドについて紹介する。
―スライド―
興味深いキーワードが満載だと思います!
もっと話を聞きたい!吉村さんとつながりたいという方は、こちらまで
https://www.facebook.com/kyoshimura55
―略歴―
株式会社メディヴァ コンサルティング事業部 グループリーダー
医療・介護・ヘルスケア分野を専門とするコンサルティング会社において、地域包括ケアシステムの構築支援、高齢化社会のニーズに合わせた商品開発のコンサルティング、英国スターリング大学方式の認知症に優しい街づくり、日本の医療介護の海外展開等に従事。
畿央大学理学療法学科卒業、京都大学大学院医学研究科修士課程修了。
大学院では高齢者の転倒予防や健康関連要因に関する研究等に従事。
2013年から2年間厚生労働省保険局へ出向し医療保険者が取り組むデータヘルス事業に係る政策の立ち上げを担当。
2015年にメディヴァに参画し、2018年1月より現職。