はじめまして。訪問リハビリに従事している理学療法士です。

お父様がご自宅に戻られてから生活が大きく変わって大変な思いをされていらっしゃるのですね。

病院でのリハビリと訪問でのリハビリで異なる点は様々あるのですが、大きくはリハビリの頻度・時間の違いと目的の違いが挙げられると思います。


まず訪問時間と頻度ですが、通常の介護保険内でのリハビリでは１週間のうち合計2時間までという決まりがあります。
ご入院中は毎日2～3時間リハビリを受けていたかも知れませんが、訪問では1回40分から60分を週に1回～3回程度になるかと思います。

リハビリの目的ですが、病院でのリハビリでは手足の動きなど機能の回復や、立ったり歩いたりトイレの動作をするなど、日常生活に必要な動作の獲得が主だったのではないかと思います。
訪問でもそのような事に対してのアプローチは行いますが、今まさにお家で生活するにあたって大変な思いをされていること、それに対して身体機能や体の動きだけでなく、福祉用具を活用したり、楽に介助できる方法を考えたり、あるいはケアマネージャーさんと連携をとりながら他のサービスを活用する事などあらゆる手段を使って、いかにその問題を解決し、その方や介護なさるご家族の生活が楽に安心して送れるものになるかに主眼をおいてアプローチをおこないます。

いまご自宅でのお父様との生活に大変な思いをされていらっしゃるということなので、訪問リハビリでお力になれることはあるのではないかと思います。
一度ケアマネージャーさんにご相談くださいませ。

のっくすさん
ご回答ありがとうございます。
とても勉強になりました。
大変助かりました。
御礼申し上げます。